あなたが運営するWebサイトを通じて「お問い合わせがなかなかこない」といった
お悩みはございませんか?
CTAとは、Webサイトに訪れたユーザーに対して起こしてほしいアクションを促すコンテンツのことです。
Call to Action(コール・トゥ・アクション)の頭文字をとって、CTAと一般的に呼ばれており、日本語に訳すと「行動喚起」という意味です。
「今すぐ無料でおためし」といった説得力のある言葉が用いられているのを見たことがあると思います。
今回は、コンバージョン※向上に繋がるCTAについて、ご説明いたします。
※コンバージョン(Conversion、CV)とは、訪問者がホームページの目標としているアクションを起こしてくれた状態(商品の購入、お問い合わせ・ご相談、資料請求、イベントへの参加申し込み、採用の申込み)のことを指します。
下記画像をご覧ください。
【CTA一覧】
このような「ボタン」や「バナー画像」をクリックして「お問い合わせ」や「ダウンロード」、「購入」などの行動を起こしたことがありませんか?
「CTA」は、主にWebサイトのヘッダーやフッターに配置されていることが多く、常に表示画面についてくる仕様のものが一般的によく見られます。
「CTA」には主に3種類あり、
テキストリンク
バナー画像
ボタン
があります。
今回はその「CTA」の効果についてお話させていただきます。
CTAボタンのデザインで、お問い合わせの数が増える!?
「ボタンや画像でそんなに差が出るの?」と思われる方もいらっしゃるかと思いますが、この「CTA」はコンバージョンを増やすためには欠かせない重要な要素になります。
下記画像をご覧ください。
ボタン一つでこれだけ見栄えが変わります。
左の【悪い例】に比べて右の【良い例】の方がパッと見て押したくなると思いませんか?
このボタンのデザインの中には3つのポイントがあります。
POINT1 目に留まるレイアウト・デザインにする
Webサイトの人の視線の動きを表した「Fライン・Zラインの法則」というパターンがあります。横書き文章を読むとき、大体の人は左上から始まり、右横へ移動して左下に移動して、最後に右下へ向かうという傾向があります。これを利用し、まず左側にあるコンテンツを見てもらい、視線の流れに合うように右側に「CTA」を入れることでスムーズにお問い合わせにつなげることができます。また、周囲との「余白」「色」「形」「大きさ」を変えることで、目に留まるデザインにすることも重要です。
POINT2 エンドユーザーのニーズに合ったCTAボタンを設置する
どんなに良い商品やサービスが良いものであっても、エンドユーザーのニーズに合ったCTAでなければお問い合わせは増えません。例えば、エンドユーザーのニーズが「お問い合わせ」だったとします。しかし、Webサイトには「予約する」というCTAしかなかった場合、エンドユーザーはWebサイトから離れていってしまいます。これを防ぐにはユーザーがどんなニーズで来ているのか予測しそのニーズに合ったCTAを設置することが大切になってきます。
POINT3 クリックできることを分かりやすく、その後の未来をイメージさせる
ただ「ボタン」や「バナー画像」を置けばよいといった訳ではありません。
エンドユーザーがCTAによって行動した後の未来をイメージさせることが重要です。
そのための4つのデザイン要素があります。
ボタンに影を付けることで立体的に見せ、目に入りやすくする(ポップアウト効果※¹)。
アイコンを入れることでボタンという認識力を上げ、次に起こることをイメージさせる。
テキストをエンドユーザー目線にすることで、「読者」から「当事者意識」へと変換させる。
「マイクロコピー※²」を入れることで「お手軽さ」「お得感」を訴求し行動を起こさせるハードルを下げる。
細かく言えばもっとたくさんありますが、以上の4つが基本的なことと捉えていただければと思います。
※¹「ポップアウト効果」とは、表示物等において「色」や「エフェクト」を使うことにより、対象物を目立って気付きやすい状態にすることを言います。
※²「マイクロコピー」とはWebサイトなどで日常的によく見る「ラベルボタン」や「ヒントテキスト」、「写真のキャプション」、「通知メッセージ」、「お問い合わせフォームの文言」などを指します。
まとめ
以上が「商売繁盛につながるCTA」の概要になります。
「CTA」の最適化は一筋縄ではいきません。「色」「テキスト」「マイクロコピー」「デザイン」「大きさ」これらの要素の組み合わせは無限と言っていいほどたくさんあります。「CTA」の最適化にはABテスト※といった検証が不可欠です。
※ABテストとは、WEBサイトやCTAボタン等をAパターンとBパターンの2パターンを用意して「どちらがより良い成果を出せるのか」ということを検証すること。
しかし、ビジネスを行いながら分析をして、さらにはデザインをするというのはかなり稼働が掛かってしまい手間が掛かると思います。
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